2016年の夏映画「いしぶみ」を生徒と 伊勢志摩サミットと共に!
2016年夏映画の「いしぶみ」とは何?
碑(いしぶみ)とはあの硬い石に刻んでまでも、
後世に伝えたいことを書きしるされた石碑のことです。
2016.5.27 18:15 オバマ米大統領 広島訪問!!!
2015年広島テレビ局が戦後70周年特別番組として制作・放送した
「いしぶみ 忘れない。あなたたちのことを」
2016年!今こそ!観よう・聴こう。
「海街diary」の是枝裕和監督と広島市出身の綾瀬はるかが、
50年近く前に広島テレビが制作した原爆ドキュメンタリーを
この時期に再び送る。
上映予定は、2016年7月16日からです。
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・・「いしぶみ」は、1969年10月9日に1時間番組で、広島市出身で、
生徒たちの母親とほぼ同世代(1906年生まれ)でもある
女優・杉村春子が初めて朗読劇で演じた。
生徒たちの遺影が掲げられたスタジオ内で、
朗読の形で、遺族の証言や生徒らの最期を語ってゆく内容でありました。
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2016年夏映画の「いしぶみ」を観て語り継ごう!
2016年4月10~11日 広島市でG7外相会合が開催され、
5月26~27日に伊勢志摩サミット・オバマ大統領の広島訪問。
「いしぶみ」を忘れない!
1945年8月6日午前8時15分、原子爆弾によって、幼くして命を奪われた
旧制広島に中の321人の一年生が最後の残した
言葉を読み語る朗読劇「碑(いしぶみ)」。
生徒たちの多くは言葉にしょうと思う一瞬すらないまま亡くなっていったのです。
”被爆体験証言より”
(公益財団法人広島平和文化センター)
・生死を分けた1年生と2年生
「2年生であった私どもは、
6日は学校に行く日でしたが、
前日、建物疎開作業が終わった時、
「2年生は明日学校に行くのを止めて、
東練兵場れんぺいじょうに集合して、
学校の芋畑の草取りをせよ」
という先生の指示があり、
東練兵場に集合したのです。
1年生が居た場所は、爆心地から500m、
2年生が居た東練兵場での場所は、爆心地から2.5km、
この差が生死を分けました。
1年生321名と引率の4名の先生は全滅。
東練兵場に集まった2年生は、
顔などに火傷やけどこそ負いましたが、
死者が出たとは聞いていません。
実を言うと、私はもし学校へ行っていたら、
8時15分頃は学校に向かって市内の中心部を歩いていた時間帯で、
完全に被爆死していました。
東練兵場に集合したので、助かったのです。」
2016年夏映画の「いしぶみ」のスタッフ
「海街diary」の是枝裕和監督と綾瀬はるかが再タッグを組み、
1969年に広島テレビが制作した原爆ドキュメンタリー
「碑」をよみがえらせた作品で、「いしぶみ 忘れない。あなたたちのことを」
を劇場用に再編集した。
さらにジャーナリストの池上彰が遺族や関係者らへのインタビューを通し、
70年経た現在も終わらない物語の続きを伝えていく。
*スタッフ
監督 是枝裕和
原案 薄田純一郎(前は企画担当)
原構成 松山善三(前も構成)
プロデューサー 橋本佳子
佐藤宏
*キャスト
綾瀬はるか
池上彰
*朗読目次
1:その日の朝
2:河本くんの日記から
3:本川土手の集合
4:爆発の瞬間
5:川の中で
6:脱出から再会へ
7:郊外へ
8:その夜
9:お寺の救護所で
10:寄宿舎から平良村へ
11:寝られぬ両親
12:あくる朝
13:避難する途中で
14:ゆくえのわからない生徒たち
15:そして全滅した
当時空襲の少なかった広島ニ中へは全国からも優秀な生徒が来ていたようです。
そして、この日は清掃作業のため、8時10分に今の平和公園にある
元広島市公会堂があった辺りに、1年生321人と4人の先生が集合しました。
三分の一の生徒が、原子爆弾の爆裂した一瞬に消え失せました。
その場を逃げた生徒たちも全員が尊い命を失ってしまいました。
この作品は、321名の生徒たちと4名の教師たちの運命、
その最期を、調査して分かった事実を淡々と伝えたものです。
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タグ:2016年 夏映画
2016-05-23 17:15
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